10月28日〜11月4日は自分の“カラダの今”を知り、学びを深める一週間『egg week』5日目の本日は特別企画として、W societyアンバサダーからのスペシャルコメントを公開します✨
モデル、YouTuber、ファッションデザイナーなど多彩な活躍を見せるかたわら、環境問題や社会が抱えるさまざまな問題について情報を発信しているオピニオンリーダー、長谷川ミラさんが「W society」のアンバサダーに就任。実際に受けたAMH検査※の体験談やロンドンで感じた思い、そして自身のプライベートについて語ってくれました。
「W society」のアンバサダーのお話があった時は、どんなことを思いましたか?
すごくありがたいと思いました!ありがとうございます(笑)。
「AMH検査」のことは、知っていましたか?
AMH検査のことは生理痛とかのトラブルが多かったので、それをネットでリサーチしていた時に、検索で出てきたことがあったので知っていました。
それから、キム・カーダシアンのリアリティショーが好きでよく見ています。その番組で卵子凍結について話題が出たことがあったので、卵子凍結についても知っていましたね。生理のことや妊娠のこと代理母出産のことなど、かなり赤裸々に番組では語っているんですよ!
例えばクロエ・カーダシアンは卵子凍結をすることになって、卵子凍結をするためのホルモン注射がすごく辛いという場面があったり。卵子凍結を“やろうかな?”という情報だけじゃなくて、ホルモン注射を打っているところも放送されているんですね。
だから、妊娠に対する考え方がアメリカと日本ではすごく違うんだということを番組を通して知りました!
「AMH検査」を受けてみて、どんなことを感じましたか?
カウンセリングを含めて20〜30分で検査が終わりました。すごく簡単。血液検査でこんなに簡単に分かるものなら、「AMH検査、気軽にできるよ〜」ってもっともっと広まればいいのになと思いました。採血の緊張より、結果を知るまでの緊張の方がありましたね(笑)。
私はピルを飲んでいるのですが、ピルを飲んでいると少し数値が低めに出るみたいですね。今回私は、ピルを飲んでいることを考慮した上で、問題ない数値だと言うことが分かったので、良かったと思っています。正確なAMHの値を知りたければ、ピルを飲むのを一旦やめて検査すればいいと思います。他にも、自分の身体を知るために検査を受けて、自分の体と向き合いたいなと思いました。
AMH検査について周りの反応は?
今回のイベントで「AMH検査をするよ」って友達に伝えたら、みんな興味を持っていました。結婚や出産をしても、やっぱり将来も働き続けたいと思っている人がすごく多いので。結婚はしなくていいけれど、子どもは欲しいとか、逆に結婚はしたいけれど、子どもは欲しくないとか…人それぞれですよね。
でも、考え方って変わるかもしれないじゃない?女性の社会進出がどんどん進んでいるので、まずはAMH検査をして、自分の卵子の数を知ることは、今後”マスト”になっていくと思いますね。
AMH検査を若い世代に広めるには何が必要だと思いますか?
女性問題だけじゃなくて、SDGsや社会問題についてもSNSを使って様々なことにアクセスできる時代だと思うので、SNSを使って情報を発信していくのがぴったりだと思います。今の時点で、30%の人がAMH検査を知ってるということは、今後もっともっと知る人が増えていくんじゃないかな〜。
年齢が関係することなので、“知らなかった” “もっと早く知ればよかった”という後悔は起きて欲しくないですね。一人でも多くの女性にAMH検査を知ってほしいです。
将来のライフプランはありますか?
ないです(笑)。でも、漠然と「30歳を超えたら産もう」とか「産める」とか、「授かれるものだ」と思っている部分があったので、まずは自分のAMHの数値を知ることが大切だと思いました。
女性活躍や社会問題に関心を持ったのは何がきっかけですか?
イギリスに留学したことがきっかけです。
イギリスって、サステナビリティや女性の問題に関して、すごく進んでいる国だと感じています。ピルを使おうと思ったのも、イギリス留学がきっかけです。日本でいう保健所のような場所に行くと、低用量ピルや避妊リングなどが全て無料なんですよ。ピルって、毎月飲むものなので結構お金がかかる。それが無料ということで、挑戦しやすかったです。これがきっかけで「色々なことをリサーチしよう」、「もっともっと知りたい」と思うようになりました。イギリスは女性へのサポートが整っている国だと思います。
インタビュー&テキストmiyuki kikuchi
※ AMH(抗ミュラー管ホルモン): 卵巣の予備能(卵巣の中に残っている卵胞の数の目安)を反映する血液検査