私のたまごを知る!ライターmiyukiと一緒に「AMH検査」を受けてみた

2021.12.22

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ホリデーシーズンで街がキラキラ.。o○久しぶりに街の賑わいが感じられて嬉しい毎日。外で飲むお酒がこんなにも美味しかったなんてと、日常のありがたさに感謝。

さて、先日開催した「egg week」はいかがでしたか?

”私のカラダの今を知ろう”をテーマに、妊娠を計画している女性だけではなく、いつか妊娠を考えるすべての女性とカップルの方々が自分たちの生活や健康に向き合う、プレコンセプションケア※1のきっかけになれば嬉しいです。

アンバサダーの阿部詩さんをはじめ、長谷川ミラさん、島袋聖南さんが自身の身体にまつわる様々な悩みやトラブルをオープンに語ってくれました。長い間、生理のトラブルに悩んでいたことや、今回初めて「AMH検査」※2を受けてみた感想、ご夫婦でライフプランについて話しているよ〜など、専門家の先生との本音トークをしてくれて、貴重な時間となりました。

私は、この「egg week」を通して「AMH検査」はもちろん、生理に関してのあれこれ、妊娠がどれだけ奇跡的なことなのか!…などなど沢山学びまして、今後のライフプランと向き合うとてもいい時間になり、実際に「AMH検査」を受けてみました.。o○

今回の連載では、この「AMH検査」の受診から、結果が出るまでの様子をお届けします。『未来を選択するのはこれからも”わたし自身”でありたい』。まさに、そんなことを思いながら、検査に向かいました。カラダのこと、キャリアのこと、社会のこと、みなさんと一緒に考えるライターmiyukiの第四歩目の連載です.。o○

自分の“たまごの数”を知る、ちょっと緊張の一日のはじまり

私miyukiは、少々お姉さん。

「AMH検査」を受けて、もし、たまごの数が少なかったら?いや、ほとんど無かったら…閉経が近づいているということ?女性としてどうなっていくんだろう?

普段不安を感じたり、緊張することがほとんどない私。でも、実際に自分の“たまごの数”を知るのは結構ドキドキ。

ドギマギしているより、「まずは受けてみて、その結果によって先生と相談しながらこの先のライフプランを決めたらいいじゃん」。そう決めて検査に向かいました。

そもそも自分のAMH値を知ったらどうしたらいいの?

今回一緒に検査を受けたのは、W societyプロジェクトメンバーの女性Aさん(20代)、Bさん(30代)、Cさん(40代)。お医者さんに3人それぞれのAMH値をもとにQ&A方式で聞いてきました!

私のように1人で受けるにはちょっと勇気がいる、と思う人は家族・パートナー・友人と一緒に足を運んでみてもいいかも。検査後のネクストアクションは各年代によって大きく変わってくるみたいです。

Q:20代でAMHは平均。プレコンセプションケアとしてできることは?

A:このまま少し様子を見ても大丈夫。もし低い場合は、様子を見てもいいし、採卵して未来への保険にしてもいいかも。

つまり、採卵しておけばパートナーに出会う時間をじっくり取っても、たまご自体は今日の年齢のまま凍結保存ができる。だから、ゆっくりじっくり時間をかけて自分のライフプランを考えることができるの。

それからmiyukiの連載第二歩で紹介したように「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」※3といって、稀に、20代30代の若い世代でAMH値が高い=“たまごがの数が多すぎる”こともあります。もちろん、たまごが多いだけの時もあるけれど、病気が隠れてる場合もあるから「AMH検査」でしっかりチェックしましょ。若いからたまごの質もいいし、選択肢は沢山。どんなライフプランを描きたいかで色々なチョイスができますね。

Q:30代。AMHが平均or平均より低いときは?

A:パートナーがいなかった場合には、採卵して未来への保険とするのも選択肢。パートナーがいる場合は、様子を見てもOK。パートナーがいて子供が欲しい場合は、不妊期間によって体外受精も視野に入れて、などなど、こちらもライフプランによってチョイスできる世代。

ただ、30代前半と後半では事情が変わってきます。35歳になると、生まれ持ったたまご数は1%を切る状態に。だから、35歳〜39歳で妊娠を考えている人は、すぐに先生に相談してみて。パートナーがいない場合はすぐに採卵するとか、パートナーがいる場合でもタイミング療法をなんて悠長なことを言わず、体外受精を検討した方が安心など。思っている以上に急ぎ足で決めなきゃいけないことがありそう。

Q:40代。AMHは平均。まだ出産もあきらめていないときは?

A:平均値であっても無くても、子どもが欲しいならすぐに体外受精を選択肢に!妊娠したとしても無事に出産できる確率が低くなるから、1日も早く体外受精にトライした方がよい。

【検査までの流れ】
・受付
・診察
・採血
・会計

【検査費用】
保険適応外7,000円程度

【所要時間・結果がわかるまでの日数】
トータル20-30分で検査は終了。とっても簡単で健康診断で行う採血検査と同じ。検査結果は中1日ぐらいで出ます。

さて、気になる検査結果は次回!

検査結果を受けて3人が感じたこと、ネクストアクションについて、先生からのアドバイス、そして、それぞれがどう動くのか?などを中心にお届けします。

お話を聞いたクリニック:フェニックスメディカルクリニック


※1プレコンセプションケア:将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと

※2AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査: 卵巣の予備能(卵巣の中に残っている卵胞の数の目安)を反映する血液検査

※3:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):卵胞の成長が途中で止まり、卵巣内に、たくさんの⼩さな卵胞(嚢胞:のうほう)がとどまってしまう(排卵されない)病気です。若い女性の約6%〜8%にみられ、不妊、生理不順、不正出血などの症状が見られる。

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